犬だって、詩を書くんだゾ!?(ママとわんわんの三連作)
「少年は眠る
――Animas Eifersucht (Anima's jealousy)――」
(作者:わんわんのママ)
その寝姿は艶かしい
少年は眠る
祭壇の上の臥所(ふしど)で
衣(キトン)のひだに透ける
肉体の線はしなやかに
はだけて伸びた四肢は
葡萄の蔓の抱き籠へ
羽根枕に頬寄せ
かすかにゆるむ口元はほの赤く
蠢惑的な寝息は沈みゆく
この胸に湧き立つざわめきと悶え
君の陶酔する仮面舞踏会
その夢は誰と戯れているのかと
賢者か
起源なる母か
あるいは自身の幻影か
やわらかな巻き毛
青々とした銀梅花(マートル)の冠
かがめた唇は密やかに触れていく
耽りゆく君の夢想は
どうか永遠に
他の誰でもなく
私のみで満たして欲しいと
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「お子ちゃまは眠る
――Kasuteras Appetit (Kasutera's appetite)――」
(作者: わんわん による、上記の パロディー詩)
《「少年は眠る
――Animas Eifersucht (Anima's jealousy)――」》
その寝姿はアリエナイ 《その寝姿は艶かしい》

お子ちゃま(かすてら)は眠る 《少年は眠る》

どーしてこーなったのか分からない
ソファの上のクッションに囲まれて 《祭壇の上の臥所(ふしど)で》

耽りゆくお子ちゃまの夢想は 《耽りゆく君の夢想は》

たぶん永遠に 《どうか永遠に》

他の何よりも 《他の誰でもなく》
きゅうりでお腹を満たして欲しいと 《私のみで満たして欲しいと》

「わんわんお兄ちゃん、ちょの(その)きゅうりも・・・ボクにくだちゃい」

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「なっ、ナデナデしてくれよなぁ!」(作者:わんわん)
ナデナデしてくれよなぁ、ボクの頭
犬だって、『詩人の心』を持っているんだから
ナデナデしてくれよなぁ、ボクの顔
いつもより、シッポぶんぶん振っちゃうよ
なっ、ボクの目を見つめて
ナデナデしてくれよなぁ、ボクの身体いっぱいいっぱい
だってほめられるの、とっても大好きだからさぁ
ボクたち犬は皆、いつだって

笑顔で喜んでもらえるのが
最高にハッピーなんだから!
たくさんのお友達犬がいるよ
わんわんそっくりの犬がいっぱいいるよ
バセンジーがいっぱいいるよ



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